活動内容
君の『やりたい』を『できる』に変えるプロジェクト
障害があることで諦めていることはありませんか?
例えば,海水浴。車椅子で砂浜を移動することは車輪が砂にとられ,不可能です。車椅子の方は遠くの堤防から眺めていることしかできませんでした。
また,映画館では多くの施設が車椅子の方用のスペースを用意し,一見すると障害者でも利用できるように思えます。しかし,例えば医療的ケア児などはモニターの光や人工呼吸器の音が周囲に迷惑となるのではないかと遠慮してしまい,実際に入るにはかなり高い壁があります。物理的な障壁はなくなりつつありますが,心理的な壁を突破することはなかなか容易ではありません。
子どもにとって遊びは成長に不可欠な要素であり,それは障害の有無に関係ありません。しかし,社会に用意された支援は日常生活の支援が中心であり,趣味や娯楽といった『遊び』の要素にまで目を向けられることはほとんどありませんでした。そこで私たちは子どもたちが『やりたい』『遊びたい』と思っていることに注目し,それらを実現させていく支援を目指すことを決めました。
それが「君の『やりたい』を『できる』に変えるプロジェクト」です。
また,1つの『できる』が成功体験となり,次の『できる』に繋がる可能性を期待しています。
家族会・交流会
岩手県の気仙地域・釜石地域を中心として,ダウン症児やその家族間,または健常児との交流会の企画・運営を行っております(詳細)。
また、ダウン症児に対する支援や療育に関する地域の情報提供を行っております。また,近年では出生前診断も行われるようになっており,出生前からの相談にも対応します。相談については,こちらの問い合わせフォームよりご相談ください。
ただし,活動開始して間もない団体でもありますので,学童期以降の情報はあまり多く持っておりません。可能な限りの対応はしたいと考えておりますが,期待に応えられるものではないかもしれません。その点はご容赦ください。
ダウン症児の赤ちゃん体操教室
『ダウン症児の赤ちゃん体操』とは,ダウン症児のための早期療育法の1つです。正しい歩行を身に着けるためのリハビリ運動ですが,親子の愛着形成にも寄与すると期待されています。当法人にはダウン症療育研究会の認定指導員養成コース研修修了者が2名在籍しており,希望者に実践しています。実践場所は,釜石市または大船渡市の当法人施設にて行います。
詳細は,『ダウン症児の赤ちゃん体操』とはをご確認ください。
釜石のおもちゃ図書館『プラスワン』
下記,釜石広域基幹相談支援センター内にて,おもちゃ図書館を運営しております。主に障害児とその家族を対象とし,おもちゃの無料レンタルを行っています。また,キッズスペースではその場で遊ぶこともでき,来館者の交流の場としても機能しています。
詳細は,こちらの専用HPをご確認ください。
釜石広域基幹相談支援センター
2024年3月まで医療法人(財団)仁医会が運営していた『地域活動支援センター釜石』の一部業務を引き継ぐ形で,同年4月より新たに『釜石広域基幹相談支援センター』を立ち上げました。業務内容は指定相談支援(特定・一般・障害児)業務と後述する日中一時支援に限定とはなりましたが,新たに釜石市・大槌町より『基幹相談支援センター』を受託しております。
当センターは常勤の社会福祉士・精神保健福祉士や幼稚園教諭・保育士の他,非常勤理事や関係職員には医師,歯科医師,臨床心理士,公認心理師,看護師といった国家資格者が多数おり,専門的観点から幼児期から成人に至るまでの長期的・総合的な支援を目指しております。
詳細は,こちらの専用HPをご確認ください。
共同生活援助(グループホーム) メゾン・ラポール
釜石基幹相談支援センター2Fにある障害者グループホームです。こちらも2024年4月より医療法人(財団)仁医会から当法人にて業務を引き継ぎ,運営しております。
詳細は,釜石広域基幹相談支援センター専用HPをご確認ください。
日中一時支援(タイムケア)
釜石市内の障害児の放課後預りを行っております。
詳細は,釜石広域基幹相談支援センター専用HPをご確認ください。