認定NPO法人プラスワンハピネス=釜石市=の理事長を務める横沢友樹氏(44)に対する大船渡市からの褒章伝達は29日、市役所で行われた。同市の産後ケア事業充実につながる私財を寄付した功績をたたえた。
 伝達には横沢氏のほか、渕上清市長や藤枝修副市長らが出席。渕上市長が横沢氏に総理大臣からの紺綬褒章の褒状などを手渡した。
 医師の横沢氏は県立大船渡病院救命救急センター長を務めており、今回の寄付は、自らの収入から行った。プラスワンハピネスは令和4年に市から設立認定書の交付を受け、障害児やその家族に交流や療育機会を提供する事業に加え、社会的自立を援助する活動を行うほか、成人期も安心して暮らせる地域社会づくりへの寄与を見据える。

 横沢氏は「活動を通じて、子どもの支援に向けて行政にやってもらうべきところが見えてきたことを受けての寄付であり、受章は光栄に思う。今後は障害がある子どもや親が利用しやすいプールの更衣室に加え、映画鑑賞を楽しめる『ユニバーサルシネマ』の実現に向けた活動もしていきたい」と話している。

東海新報 令和7年7月30日付1面より全文引用