すべての子が楽しめる場所を作りたい

令和8年7月25日に釜石PIT(釜石市)、7月26日に三陸公民館(大船渡市)において、「ユニバーサルプラネタリウム」を開催しました。

2日間で、釜石会場には105名、大船渡会場には98名、合計203名の皆さまにご来場いただきました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

今回プラネタリウムを上映してくださったのは、山梨県を拠点に活動する一般社団法人 星つむぎの村です。

星つむぎの村は、「病気や障害など様々な理由で、本物の星空を見ることが難しい子どもたちにも星空を届けたい」という想いのもと、全国の小児科病棟や障害児施設などで出張プラネタリウムを届ける活動を続けています。

私たちは、その素晴らしい活動に「障害のある子もない子も、一緒に楽しめる場をつくりたい」という想いを重ね、今回のユニバーサルプラネタリウムを企画しました。

障害の有無に関わらず、同じ空間で同じ星空を見上げ、同じ感動を分かち合う。

そんな時間を地域の皆さんと共有したいという願いに、星つむぎの村の皆さんも深く共感してくださいました。

上映中には、

「星空は誰の上にも平等にある。」

という、とても印象的なメッセージも届けてくださいました。

障害があるから、ないからではなく、私たちは皆、同じ星空の下で暮らしています。

この言葉は、私たちが目指している「誰もが一緒に楽しめる地域づくり」の理念そのものだと感じました。

直径7Mの大型エアドームを設置

今回のプラネタリウムは、前回開催時とは大きく内容を変更しました。
前回の釜石開催では会議室の天井へ映像を投影する「天井投影方式」でしたが、今回は直径7メートルのエアドームをホール内に設置。
ドームの中へ入ると、一面に広がる美しい星空に包まれ、本格的なプラネタリウムならではの臨場感を味わうことができました。

また、1回あたり約30名の少人数制で上映が行われたため、参加した子どもたち一人ひとりの名前を呼びながら星座を紹介する、星つむぎの村ならではの温かい演出もありました。
自分の名前が呼ばれると、子どもたちは元気よく返事をし、その場にいたみんなで誕生日を拍手でお祝いする場面もありました。

会場には自然と笑顔が広がり、障害の有無や年齢を超えて、一体感のある温かな時間となりました。

教科書に載っている取り組み

さらに、今回もう一つ印象的だった出来事があります。
星つむぎの村の共同代表の高橋さんが執筆した『星空を届けたい』は、小学6年生の国語の教科書にも掲載されています。
会場に来ていた小学6年生へその話をすると、「えっ、本当に!?」と驚く子どもたちばかりでした。
ちょうど1学期の終わりに授業で学習したばかりだったそうで、「教科書の人が来ているなんて思わなかった」と目を輝かせていました。

教科書で学んだ物語が目の前で実際の活動として行われていることを知り、子どもたちにとっても忘れられない経験になったのではないかと思います。

これからも続けたい

Plus One Happinessが主催で行う出張プラネタリウムは、釜石では今回で2回目、大船渡では初めての開催となりました。

2日間を通して、多くの子どもたちや保護者の皆さまにご参加いただき、「また来たい」「とても感動した」「障害のある子も安心して参加できた」といった温かい声も数多くいただきました。

障害の有無に関わらず、同じ空間で笑い、同じ星空を見上げる。
認定NPO法人 Plus One Happinessは、そんな「当たり前」が地域に広がることを願い、これからも交流の場を届けていきます。

ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた一般社団法人 星つむぎの村の皆さま、そして開催を支えてくださった関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

ご参加いただいた皆さまへ

今回ご参加いただいた皆さまへ、一つお願いがあります。

私たちの活動に興味を持ちながらも、「参加してみたいけれど、少し不安…」と感じているご家族がいらっしゃいます。
そんなご家族にとって、一番安心につながるのは、実際に参加された皆さまの声です。
ブログをご覧いただいた後、ページ下部のコメント欄へ、ぜひ感想をお寄せください。

「楽しかったです。」
「子どもが安心して参加できました。」
「また参加したいです。」
「子どもの声があった方が、むしろ賑やかで和みました」

そんな一言でも構いません。
障害の有無に関わらず、さまざまな立場の皆さまからコメントをいただけるとうれしいです。

皆さまの体験やご感想が、参加を迷っているご家族の不安を和らげ、「参加してみよう」という一歩につながるかもしれません。

星つむぎの村の出張プラネタリウムは、
声を出してもOK。

ドームに入る前に、注意事項などの説明を受ける参加者。